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R AnalyticFlow バージョン0.3.0では、Rの新バージョンへの対応を行い、 各種の新機能によってユーザビリティの向上を図りました。 ほか、各種の仕様変更および問題の修正を行いました。変更内容の詳細は以下の通りです。
作業ディレクトリにあるファイルを一覧することができます。 データファイルやRソースコードなどをフローにドラッグ&ドロップすることで対応するノードが作成できます。 関連付けされたプログラムがある場合、ファイルをダブルクリック(または右クリック→開く)して開くこともできます。 .rflowファイルを開くこともでき、複数のフローをまたがった分析がより容易になりました。
ノードを数ピクセル単位のグリッド(格子)に合わせてで配置することができます。 整然として見た目にも美しいフローを容易に作成することができます。 グリッドの有無と幅はファイルごとに設定でき、メニューの「設定→フロー設定」から変更することができます。
以下の仕様変更を行いました。
マルチユーザー環境での利用に対応しました。プログラムの環境設定はユーザーごとに保存されます。
ユーザーごとに標準の作業ディレクトリを設定できるようになりました。
.rflowファイルを開いたとき、ファイルのあるフォルダが作業ディレクトリに設定されます。
フローの保存形式が変更されました。旧形式(R AnalyticFlow ver.0.2.0以前)のファイルは問題なく開くことができますが、 本バージョンで作成したファイルは過去のバージョンでは正常に表示されません。 お手数をおかけいたしますが、最新版へのアップデートをお願いいたします。
コンソールにバッファが実装されました。これによって、長い文字列を表示するときにフリーズする問題が解決されます。 プログラムが進捗をcatで出力する場合など、バッファを無効にしたいときは「メニュー→環境設定」から無効にすることができます。
インターフェースの多言語化を行いました。環境設定から日本語または英語を選択することができます。
その他、コンソールの入出力など細部のチューニングを行いました。
Windows用プログラムの動作には以下の環境が必要です。 日本語環境でご利用の際は必ずライブラリパックをご利用ください。
OS: Windows(XP SP2推奨)
Java Runtime Environment (Version 5以上)
R-2.5.0以上
専用ライブラリパックまたはR追加パッケージ(rJava、JavaGD)
Windows用のプログラムは R AnalyticFlowウェブサイト のダウンロードページからダウンロードできます。以下のファイルがダウンロードできます。
R AnalyticFlow本体のWindows用インストーラです。
R追加パッケージのWindows用インストーラです。 日本語を含むマルチバイト文字に関する問題が解消されます。 日本語環境でお使いの場合は必ずライブラリパックをご利用ください。
R AnalyticFlowの動作にはJava Runtime Environment (Version 5以上)が必要です。 Javaがシステムにインストールされていない場合、Sun Microsystemsのウェブサイトから 最新のJavaを入手してご利用ください。
R AnalyticFlowの動作にはR-2.5.0以上が必要です RはCRAN (The Comprehensive R Archive Network) からダウンロードできます。 お近くのミラーをご利用ください。
R AnalyticFlowの動作には以下のR追加パッケージが必要です。
rJava
JavaGD
これらは後で説明するライブラリパックによって一括インストールが可能です。 対応するライブラリパックがないバージョンのRをお使いの場合は、手動でインストールしてください。 インターネットに接続されていれば、 Rコンソールで以下を実行し、CRANミラーサイトを選択することでインストールできます。
install.packages(c("rJava", "JavaGD"))
ライブラリパックを利用せず手動でパッケージをインストールする場合、日本語を含むマルチバイト文字の利用に際して問題が発生します。 プログラムが異常終了する場合もありますので、日本語環境でお使いの場合は必ずライブラリパックをご利用ください。
Linux用プログラムの動作には以下の環境が必要です。
Java SE Development Kit (Version 6推奨。Java5の場合、ヘルプの検索機能に一部問題があります)
R-2.5.0以上
R追加パッケージ(rJava、JavaGD、codetools)
2008年2月現在、以下のディストリビューションで動作を確認しております。 本ドキュメントにおけるインストール方法の説明等はこれらのディストリビューションに基づいています。
Debian lenny, etch(ただしtesting + Java 5)
Fedora 8
Ubuntu 7.10
Linuxには数多くのディストリビューションが存在する上、ユーザーごとの利用環境も大きく異なります。 本ドキュメントは参考資料としてご提供しておりますが、記載されている方法で正常に動作しない場合も考えられます。 あらかじめご了承ください。
R AnalyticFlowウェブサイト のダウンロードページから tar.gz 形式アーカイブをダウンロードしてください。
Sun MicrosystemsのJava SE Development Kitをインストールします(Version 6推奨)。 Javaがシステムにインストールされていない場合、Sun Microsystemsのウェブサイトから 最新のJavaを入手してご利用ください。 Linuxへのインストール方法については、Sun Microsystemsの こちらのページが参考になります。
システムにRをインストールします。R AnalyticFlowの動作にはR-2.5.0以上が必要です。 RはCRAN (The Comprehensive R Archive Network) からダウンロードできます。 お近くのミラーをご利用ください。
コンソールから以下を実行します。
sudo R CMD javareconf
正常に設定できない場合、JAVA_HOMEの指定が必要な場合があります。例えば以下のように設定します。
sudo R CMD javareconf JAVA_HOME=/usr/java/default
コンソールから以下を実行し、Rを起動します。
sudo R
R上で以下を実行します。
install.packages(c("rJava", "JavaGD", "codetools"))