R AnalyticFlow 1.0.3 リリースノート

2010年5月13日


Table of Contents

このバージョンについて
新機能
問題の修正
Windows版のインストール
動作環境
ダウンロード
Rのインストール
R AnalyticFlowのインストール
Linux版のインストール
動作環境
ダウンロード
Javaのインストール
Rのインストール
Rの設定
R追加パッケージのインストール
R AnalyticFlowの起動
トラブルシューティング
Mac OS X版のインストール
動作環境
ダウンロード
Javaのインストール
Javaの設定
Rのインストール
R追加パッケージのインストール
R AnalyticFlowの起動

このバージョンについて

R AnalyticFlow バージョン 1.0.3 では最新のRへの対応および問題の修正を行いました。変更内容の詳細は以下の通りです。

新機能

R 新バージョンへの対応

R-2.11.0への対応を行いました。

問題の修正

以下の問題が修正されました。

  • Windows版においてシステムのPATHにRのbinフォルダが登録されていると、本プログラム側の設定に関わらずそのフォルダ内のRが起動されてしまう

Windows版のインストール

ここでは、Windows環境でのインストールについて説明します。 本ドキュメントの順序に従ってインストールを行ってください。

Note

インストールは管理者権限で行ってください。

動作環境

Windows用プログラムの動作には以下の環境が必要です。

  • OS: Windows(XP SP3推奨。7、Vistaでも動作確認済)

  • R-2.5.1以上(日本語など、マルチバイト文字使用時は2.11.xまで)

ダウンロード

Windows用のインストーラは R AnalyticFlowウェブサイト のダウンロードページからダウンロードできます。

Rのインストール

R AnalyticFlowの動作にはR-2.5.1以上が必要です。RはCRAN (The Comprehensive R Archive Network) からダウンロードできます。 お近くの ミラー をご利用ください。

R AnalyticFlowのインストール

Note

以前のバージョンのR AnalyticFlowがインストールされている場合、事前にアンインストールしてください。

R AnalyticFlowのインストーラを起動し、指示に従ってシステムにソフトウェアをインストールしてください。

インストールが完了すると、デスクトップアイコン が作成されます。アイコンをダブルクリックしてプログラムを実行してください。 正常にインストールされていれば、各種の初期設定を行ったあと2つのウィンドウが表示されます。

エラーが表示される、起動しないなどの場合は、 インストールしたソフトウェアをWindowsコントロールパネルの「プログラムの追加と削除」から いったんアンインストールし、管理者権限を持つユーザであることを確認して上記の手順を順番にお試しください。

Linux版のインストール

ここでは、Linux環境でのインストールについて説明します。 本ドキュメントの順序に従ってインストールを行ってください。

Note

インストールは管理者権限で行ってください。

動作環境

Linux用プログラムの動作には以下の環境が必要です。

  • Java SE Development Kit (Version 6)

  • R-2.5.1以上

  • R追加パッケージ(codetools、rJava)

2009年11月現在、以下のディストリビューションで動作を確認しております。 本ドキュメントにおけるインストール方法の説明等はこれらのディストリビューションに基づいています。

  • Fedora 8

  • Ubuntu 7.10

Note

Linuxには数多くのディストリビューションが存在する上、ユーザーごとの利用環境も大きく異なります。 本ドキュメントは参考資料としてご提供しておりますが、記載されている方法で正常に動作しない場合も考えられます。 あらかじめご了承ください。

ダウンロード

R AnalyticFlowウェブサイト のダウンロードページから tar.gz 形式アーカイブをダウンロードしてください。

Javaのインストール

Sun MicrosystemsのJava SE Development Kitをインストールします(Version 6)。 Javaがシステムにインストールされていない場合、 Sun Microsystemsのウェブサイト から 最新のJavaを入手してご利用ください。 Linuxへのインストール方法については、Sun Microsystemsの こちらのページ が参考になります。

Ubuntu(および他のDebian系)の場合

Ubuntuの場合、以下のコマンドが利用できます(sources.listの編集が必要な場合があります)。

sudo aptitude install sun-java6-jdk

Rのインストール

システムにRをインストールします。R AnalyticFlowの動作にはR-2.5.1以上が必要です。 RはCRAN (The Comprehensive R Archive Network) からダウンロードできます。 お近くの ミラー をご利用ください。

Ubuntu(および他のDebian系)の場合

以下のコマンドが利用できます(sources.listの編集が必要な場合があります)。

sudo aptitude install r-base

Fedoraの場合

以下のコマンドが利用できます。

sudo yum install r-base

Rの設定

コンソールから以下を実行します。

sudo R CMD javareconf

正常に設定できない場合、JAVA_HOMEの指定が必要な場合があります。例えば以下のように設定します。

sudo R CMD javareconf JAVA_HOME=/usr/java/default

R追加パッケージのインストール

コンソールから以下を実行し、Rを起動します。

sudo R

R上で以下を実行します。

install.packages(c("codetools", "rJava"))

R AnalyticFlowの起動

ダウンロードしたtar.gzアーカイブを展開します。

tar xzvf RAnalyticFlow_Linux_1.0.3.tar.gz

展開して作成されたディレクトリ(RAnalyticFlow_1.0.3)で以下のコマンドを実行すると、 R AnalyticFlowが起動します。正常にインストールされていれば、各種の初期設定を行ったあと2つのウィンドウが表示されます。

./rflow &

最後に、パスの通ったディレクトリにシンボリックリンクを作成しておきましょう。 例えば以下のように実行します。

ln -s rflow /usr/local/bin/rflow

トラブルシューティング

Rコンソールが日本語表示にならない

./rflow

の代わりに、使用しているOSに合わせて

./rflow_fedora

などを使用します。それでも解決しない場合は、rflowファイルを編集して

R_SHARE_DIR=/usr/share/R/share
R_INCLUDE_DIR=/usr/share/R/include
R_DOC_DIR=/usr/share/R/doc

を使用しているRのディレクトリに合わせて修正してください。

Rコンソールの日本語が文字化けを起こす

環境変数LANGがja_JP.UTF-8になっていない可能性があります。この場合、以下のコマンドで解決します。

export LANG=ja_JP.UTF-8

Rコンソールの日本語が◻で表示される

JREに日本語のフォントが登録されていない可能性があります。 Debianならば

sudo aptitude install ttf-sazanami-gothic sudo
aptitude install ttf-sazanami-mincho

でsazanamiフォントをインストールすれば解決します。

Fedora8ならば

mkdir /usr/java/default/jre/lib/fonts/fallback
cd /usr/java/default/jre/lib/fonts/fallback
ln -s /etc/X11/fontpath.d/sazanami-fonts-gothic/sazanami-gothic-ttf

とすることでJREがsazanamiフォントを使うようにすることができます。

Mac OS X版のインストール

ここでは、Mac OS X環境でのインストールについて説明します。 本ドキュメントの順序に従ってインストールを行ってください。

Note

インストールは管理者権限で行ってください。

動作環境

Linux用プログラムの動作には以下の環境が必要です。

  • Java SE Runtime Environment Version 6

  • R-2.5.1以上

  • R追加パッケージ(codetools、rJava)

Note

2009年12月現在、Mac OS X 10.5 (Leopard)上でJava SE 6 (64-bit)とR-2.10.1 (R-2.10.1.pkg, Three-way universal binary)を用いて動作確認を行っております。

ダウンロード

R AnalyticFlowウェブサイト のダウンロードページから zip 形式ファイルをダウンロードしてください。

Javaのインストール

AppleのJava (SE 6)をインストールします。 Javaがシステムにインストールされていない場合、 Appleのウェブサイト から 最新のJavaを入手してご利用ください。

Javaの設定

R AnalyticFlowを利用するには、アプリケーションをJava SE 6で起動する必要があります。 Java Preferencesユーティリティ(「アプリケーション」→「ユーティリティ」以下)を用いて設定を行ってください。

Rのインストール

システムにRをインストールします。R AnalyticFlowの動作にはR-2.5.1以上が必要です。 RはCRAN (The Comprehensive R Archive Network) からダウンロードできます。 お近くの ミラー をご利用ください。

R追加パッケージのインストール

R上で以下を実行します。

install.packages(c("codetools", "rJava"))

R AnalyticFlowの起動

ダウンロードしたzipファイルをダブルクリックして展開します。展開されたアプリケーションアイコン をアプリケーションフォルダなどにドラッグ&ドロップすればインストールは完了です。

アプリケーションアイコンをダブルクリックしてプログラムを実行してください。 正常にインストールされていれば、各種の初期設定を行ったあと2つのウィンドウが表示されます。