Linux用プログラムの動作には以下の環境が必要です。
Java SE Development Kit (Version 6推奨。Java5の場合、ヘルプの検索機能に一部問題があります)
R-2.5.0以上
R追加パッケージ(rJava、JavaGD、codetools)
2008年2月現在、以下のディストリビューションで動作を確認しております。 本ドキュメントにおけるインストール方法の説明等はこれらのディストリビューションに基づいています。
Debian lenny, etch(ただしtesting + Java 5)
Fedora 8
Ubuntu 7.10
Linuxには数多くのディストリビューションが存在する上、ユーザーごとの利用環境も大きく異なります。 本ドキュメントは参考資料としてご提供しておりますが、記載されている方法で正常に動作しない場合も考えられます。 あらかじめご了承ください。
R AnalyticFlowウェブサイト のダウンロードページから tar.gz 形式アーカイブをダウンロードしてください。
Sun MicrosystemsのJava SE Development Kitをインストールします(Version 6推奨)。 Javaがシステムにインストールされていない場合、Sun Microsystemsのウェブサイトから 最新のJavaを入手してご利用ください。 Linuxへのインストール方法については、Sun Microsystemsの こちらのページが参考になります。
システムにRをインストールします。R AnalyticFlowの動作にはR-2.5.0以上が必要です。 RはCRAN (The Comprehensive R Archive Network) からダウンロードできます。 お近くのミラーをご利用ください。
コンソールから以下を実行します。
sudo R CMD javareconf
正常に設定できない場合、JAVA_HOMEの指定が必要な場合があります。例えば以下のように設定します。
sudo R CMD javareconf JAVA_HOME=/usr/java/default
コンソールから以下を実行し、Rを起動します。
sudo R
R上で以下を実行します。
install.packages(c("rJava", "JavaGD", "codetools"))
ダウンロードしたtar.gzアーカイブを展開します。
tar xzvf RAnalyticFlow_Linux_0.3.0.tar.gz
展開して作成されたディレクトリ(RAnalyticFlow_0.3.0)で以下のコマンドを実行すると、R AnalyticFlowが起動します。 /usr/local/bin など、パスの通ったディレクトリにシンボリックリンクを作成しておくと便利です。
./rflow &
正常にインストールされていれば、各種の初期設定を行ったあと3つのウィンドウが表示されます。 詳しくはチュートリアルのR AnalyticFlowの起動項をご覧ください。
./rflow
の代わりに、使用しているOSに合わせて
./rflow_fedora
などを使用します。それでも解決しない場合は、rflowファイルを編集して
R_SHARE_DIR=/usr/share/R/share R_INCLUDE_DIR=/usr/share/R/include R_DOC_DIR=/usr/share/R/doc
を使用しているRのディレクトリに合わせて修正してください。
JREに日本語のフォントが登録されていない可能性があります。 Debianならば
sudo aptitude install ttf-sazanami-gothic sudo aptitude install ttf-sazanami-mincho
でsazanamiフォントをインストールすれば解決します。
Fedora8ならば
mkdir /usr/java/default/jre/lib/fonts/fallback cd /usr/java/default/jre/lib/fonts/fallback ln -s /etc/X11/fontpath.d/sazanami-fonts-gothic/sazanami-gothic-ttf
とすることでJREがsazanamiフォントを使うようにすることができます。